スギ花粉症「舌下免疫療法」の時期

 このエントリーをはてなブックマークに追加 

花粉症シーズンに治療を始められない舌下免疫療法

 

スギ花粉症の治療である舌下免疫療法の開始は、基本的にスギ花粉が飛散していない時期からになります。
 
舌下免疫療法薬である鳥居薬品の「シダトレン」はスギ花粉のエキスで製薬されています。
 
体内にスギ花粉エキスを取り入れることで、アレルゲンであるスギ花粉に対する免疫作用を少しずつならして、アレルギー症状を抑えていく治療です。
 
つまり、スギ花粉の飛散時期に治療を始めた場合、薬と飛散しているスギ花粉、両方を体内に取り込むことになります。
 
その量が多ければ、強いアレルギー反応を発症する危険性があります。
 
既に舌下免疫療法の治療を始めている方も、スギ花粉の飛散時期には体内のアレルゲンが増加することが考えられますので、医師の管理下で慎重に治療をすすめる必要があります。

 

 

新規の治療の開始は、病院によって異なりますが概ね6月から11月の期間

 
新規の治療の開始は、スギ花粉やヒノキ花粉の飛散が終焉する6月から11月まで期間になっています。
 
平成27年10月までは、新薬であるため厚労省むにより2週間に1度通院する必要が義務づけられています
 
平成27年11月以降は、2か月に1度の通院で済むと思われます。
 
スギ花粉以外のアレルゲンに対して重度のアレルギー症状を発症している方は、治療が出来ない可能性があります。
 
また、医師の診察、適性検査を受けなければ治療を始めることは出来ません。

 このエントリーをはてなブックマークに追加 

関連ページ

シダトレンの舌下免疫療法はどんな治療?
花粉症治療薬シダトレンの治療方法をご紹介します。初めて治療を始める方におススメの記事です
花粉症の免疫最新治療|舌下治療は10月から健康保険が適用
スギ花粉舌下免疫療法に健康保険が適用されますが、治療費用や治療期間などの治療の概要をご紹介します
舌下免疫療法のメリットとデメリット、完治のコツ
何をするにもメリットとデメリットがあります。舌下免疫療法についてメリットとデメリット、治療をあきらめず長続きて完治させるコツをご紹介します
シダトレン「舌下免疫療法」治療方法の選択
シダトレン「舌下免疫療法」治療方法の選択するかどうかは花粉症の症状や程度を医師に相談してから始めましょう
漢方薬の作用機序に近いシダトレン「舌下免疫療法」
シダトレン「舌下免疫療法」は花粉に対して過剰反応しないようにする漢方薬治療の作用機序に近いといえます
舌下免疫療法治療を諦めず長続きさせる方法・コツ
舌下免疫療法薬「シダトレン」は治療期間が長く毎日する必要があります。治療を諦めず長続きさせる方法やコツをご紹介します
東京でシダトレン舌下免疫療法の病院
東京でシダトレン舌下免疫療法を実施している病院をご紹介しています
神奈川県でシダトレン舌下免疫療法の実施病院
神奈川県でシダトレン舌下免疫療法を実施している病院をご紹介しています
埼玉県でシダトレン舌下免疫療法の実施病院
埼玉県でシダトレン舌下免疫療法の治療ができる病院のご紹介
大阪府でシダトレン舌下免疫療法の実施病院
大阪府でシダトレン舌下免疫療法を実施しているの病院をご紹介しています
福岡県でシダトレン舌下免疫療法の実施病院
福岡県でシダトレン舌下免疫療法の治療ができる病院をご紹介しています