花粉症のサプリメント

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花粉症に効果のある乳酸菌 
 
腸管は体で最も大きな免疫を司っている臓器で免疫系全体の70 %を担当しています。
 
この腸管系の免疫バランスを良好に保つことで花粉症などのアレルギー体質を改善することができます。
 
最近では、腸内フローラが広く知られるようになりましたが、この腸内フローラに善玉菌を増やすことで腸内環境が改善することがわかっています。
 
腸内フローラを改善するビフィズス菌や乳酸菌は、有害な悪玉菌や腸内環境が悪化すると悪さをする日和見菌の異常増殖を抑制するほか、腸内に蓄積する腐敗物質や発がん物質を体外に排泄する働きがあります。
 
更に、免疫力を高めて、アレルギーの軽減、ビタミンビタミンB 1やビタミンB 6の合成に貢献しています。
 
免疫反応を制御するヘルパーT 細胞にはT h 1細胞とT h 2 細胞があります。
 
T h 1細胞は細菌やウイルスに対する免疫に関係し、T h 2 細菌は花粉症などのアレルギーに関係しています、

実は、この2つの免疫細胞のバランスが重要です。
T
 h 1細胞とT h 2 細胞はどちらか一方が増えると片方は減少する逆の相関関係にあります。
 
T h 2 細菌が増加するとアレルギーに関係が深いIg E 抗体の産生が増加してアレルギー体質に陥りやすくなります。
 
微生物のヨーグルトや納豆などに含まれている菌体成分はT h 1細胞との産生を促進させるのでアレルギー体質が改善されることがわかっています。
 
2014年にヤクルトは植物性の乳酸菌ラクトバチルス・プランタルムが、すぎ花粉の飛散に伴うアレルギー症状を抑制する効果があることを人の臨床試験で実証しています。
 
同じ属でも、ラクトバチルス・ラクティスやラクトバチルス・カゼイでは効果は見られませんでした。
 
植物性の乳酸菌は動物性の乳酸菌に比べてアレルギー症状に効果があることが分かってきました。

 

パラカゼイKW 3110株の花粉症改善効果

 

スギ花粉の抗原を投与したマウスにパラカゼイKW 3110株を摂取するグループとしないグループに分けて経過観察したところ、摂取したグループはしなかったグループに比べて、明らかに、くしゃみや鼻を引っ掻く回数が減少したことからパラカゼイKW 3110株には花粉症の症状を緩和する働きがあること考えられます。

 

アシドフィルスL- 55株の花粉症改善効果

 

マウスにアシドフィルスL- 55株を投与したところ、花粉症の特有の症状である、くしゃみや鼻かきが減少し、血液中の特異的IgE抗体が低下しました。
特異的IgE抗体と抗原の花粉が結合すると炎症物質のヒスタミンが放出されて花粉症の様々な症状を起こします。

 

 

アシドフィルスL- 92株の花粉症改善効果

 

アシドフィルスL- 92株は、カルピスが保有する乳酸菌の中からアレルギー症状を引き起こす特異的IgE抗体を抑制する作用を持つ乳酸菌として厳選されました。
人の試験では、花粉症や通年性のアレルギー性鼻炎の症状である目や鼻のアレルギー反応が有意に改善されることが実証されました。
ヘルパーT 細胞のT h 1とT h 2 のバランスを整えて花粉症などのアレルギーの抑制につながったと考えられています。
アトピー性皮膚炎を持つ子ども59名を対象にアシドフィルスL- 92株を8週間摂取してもらった研究では多くの子どもの皮膚症状の改善とかゆみの減少がみられています。
動物を使った実験でも、アシドフィルスL- 92株には増えすぎるとアレルギー症状の原因になる特異的IgE抗体とT h 1 の増加を抑制することが認められています。

 

 

ロンガムJBL05株の花粉症改善効果

 

ロンガムJBL05株は森下仁丹が発見したビフィズス菌でネバネバ成分の菌体外多糖(BPS )を生成する菌株です。
この菌体外多糖には、アレルギーを抑える働きがあることがわかっています。
マウスでの実験ながら、花粉症などのアレルギーに関連している体内のスギ特異的IgE抗体を減少させて、IgA抗体が増えるという結果が出ており、アレルギー症状を抑えて免疫力を強化する働きが期待されます。
森下仁丹は、2015年7月より腸内環境デザインのバイオベンチャー企業のメタジェンと「ビフィーナ」の摂取により、生菌で腸に届いたビフィズス菌が人の腸内環境に与える影響について共同研究を開始しています。

 

 

カゼイ・シロタ株の花粉症改善効果

 

ロタ株は、1930年に京都大学の代田稔博士が強化培養に成功した乳酸菌です。
ヤクルトはこのシロタ株に5年の歳月をかけて乳酸菌飲料「ヤクルト」を製品化しました。
アレルギー疾患は免疫細胞のT h 1細胞とT h 2 細菌のバランス崩れ、T h 2細胞が増加することで起こることがわかっていますが、シロタ株はT h 1細胞を活性化することでT h 2 細菌に傾いたバランスを戻す働きがあります。
T h 1細胞とT h 2 細菌のバランスが整えば花粉症やアレルギー症状の軽減につながります。

 

http://www.yakult.co.jp/shirota/

 

プランタナムHSK201株の花粉症改善効果

 

花粉症の人に、プランタナムHSK201株が含まれた乳酸菌を8週間摂取してもらったところ、くしゃみ、鼻水、目のかゆみ、涙目などの花粉症特有の症状が軽減し緩和効果が得られています。
また、スギ花粉の特異的IgE抗体の増加抑制がみられて、Th1とTh2のバランス改善も確認されています。
この結果から、プランタナムHSK201株には花粉症の症状を緩和する効果が期待されます。

 

プランタナムHSK201株

 

 

ーグルトや乳酸菌を摂取するポイントは、花粉症のシーズンが始まる約2週間前か毎日摂取することで腸内環境が善玉菌優勢の弱酸性に傾き花粉症の症状の改善が期待できます。免疫細胞のTh1とTh2のバランスを整えて花粉症シーズンを乗り越えましょう。

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